立ち飲み屋と取材

昔の仕事関係の友達が、おもしろいところに連れてあげると、案内されたのが松川酒店。

中に入ると、普通の酒屋さんの店内が立ち飲み屋になっていました。

お店の冷蔵庫から、買い物するのと同じに飲み物を取り出して、売っているおつまみを買ってその場で開けて飲食。

お付き合いでしかお酒を飲まない(それも少量)ので、新鮮な場所でした。

店内は昔ながらの京町屋。お洒落な改装なんてしていません。そこがいい。

宝酒造の「CRAFT 京都ゆず」ってのにしてみました。

アルコール8%。弱いので、これだけで結構酔っぱらいました。


その足で、なぜか酔いに任せてCOCON烏丸の唐長さんで買い物。

二軒目は占出山のお向かいあたりの「まんざら亭」に連れて行ってもらいました。

大昔は御園橋あたりにあったそうで、連れて行ってくれた友だちは当時、何度も行ってたらしい。


占出山は錦の烏丸を少し西にいったところの南側(タイガー餃子のお隣)です。

こちらについては大村しげさんが「静かな京」で紹介されています。


翌日は朝から、取材で、くらま辻井さんへ。

丁寧にお聞かせくださった、木の芽炊きのルーツや製法は非常に興味深いものでした。

ご主人様、大女将さま、ともに親切にご対応くださいました。

鞍馬は天気がよくて空気もきれいで、本当に気持ちがいい。小学校低学年の頃、なぜか日曜の朝にドライブがてら、しょっちゅう鞍馬にうどんとちらし寿司を食べに行くのが家族の定番でした。


続いて、西石垣のちもとさんへ。

木造三階建てのあの立派な建物を、今の時代に残してくださっていることが本当にうれしい。

ご主人様をはじめ、関係者の皆様がものすごく丁寧にご対応くださいました。

お料理の写真撮影にお立会いくださった際の真剣さには、学ぶところが多く、身が引き締まる思い。

また明日も朝から市内を動き回ります。

大村しげの愛した京都 日記

「おばんざい」を広めたお一人として知られる随筆家、大村しげさん。彼女の功績の再評価を目的に、当時の関係者のご協力をいただきながらサイトを立ち上げました。こちらは管理人の日記です